○地位(権力)、金、女で身を滅ぼす。構図は単純だが、これで済ませられない。親会社の社長が子会社社長を兼ね、子会社で横領。親会社は、無関係だと言い切る。言語道断だ。労働組合の責務をかなぐり捨てた、末期ガンであり、退場しかない。(L)
○海員組合の組合長による6億円の着服に当時の組合役員が気付かなかったとは思えない。新たな役員体制の下、非居住特別組合員の権利拡大を含め、抜本的な改革が為されない限り、産別単一組合としての将来はない。現場組合員の奮起に期待したい。(Y)
○慣れ合いの検査による知床遊覧船沈没事故、および、物言わぬ非居住特別組合員の基金の着服は、どちらも批判を受けることのない緊張感を欠いた構造のなかで発生した。(J)
○「馬鹿にはされるが真実を語るものがもっと多くなるといい」。岐阜・中津川にある船員出身の作家、葉山嘉樹のシンプルな碑文だ。今回の組合の醜態について臆せず声を挙げる執行部員の登場を待つ。(I)
○違法行為を行った社員を告訴すると大見得を切ったビッグモーター社長。自分にも責任あるとすぐトーンダウン。身にやましい所があるからか?それでも責任を認めるだけ何処ぞの組織よりマシか。記者会見ナシ、第三者委員会の設置ナシ、内部告発ナシの組織の行く末は?(T)
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羅針盤 第40号  2023年8月1日発行
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