○森友・加計、憲法の勝手な解釈に共謀罪、桜を見る会・検察官定年延長・河井夫妻の選挙違反に加えコロナ失態の数々。そろそろ私の堪忍袋も限界だ(S)

○最近、内航船で外国人船員を見かける、との情報を耳にした。なし崩し的に外国人船員が内航船に乗組むようになれば内航船の現場は外航船より悲惨な状況になることを海員組合は分かっているのだろうか。(Y)

○コロナ禍で医療従事者などはエッセンシャルワーカー(社会に不可欠な労働者)と呼ばれる。そうした人々へ感謝を伝える声は絶えず、感動的である。多くの人は生きるために働いているのだが、夜の街やパチンコ店へは「正義」の名による非難が集中する。ポストコロナ社会の分断が恐い(I)

○4月に訪船した外航船ではコロナで交代要員が来ずに下船できない船員はガックリしていた。先日(5月下旬)、訪船した際、やっと先航海に下船できなかった韓国とインドネシアの船員がまさにニコニコ顔で下船していった。休暇下船は海上流通を担う船員の権利であり、人権そのものだ。(J)

○元晴海船舶職場委員・甲板長の村上一彦さんが昨年3月逝去、享年86歳。今年4月元ジャパンライン職場委員・商船三井船長の小林正和さんがコロナ罹患により逝去、享年68歳。船員制度近代化から緊急雇用対策へと変遷する時代に「海員」を担った人達が次々と逝く。当時の逸話や教訓、現役への伝言を何故もっと早く聞き取って置かなかったのかと悔やむ今日この頃(T)

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羅針盤 第31号  2020年7月1日発行
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