○安倍首相は「憲法に自衛隊を明記しても現状と何も変わらない」と言うが、こんなウソ、デタラメ。ゴマカシにだまされては将来に禍根を残す。国民が改憲に慣れたら憲法９条を削除して「戦争する国」にするのが自民党の狙いだ。「海なお深く」を繰り返してはならない。（Ｙ）
○昨年の一文字漢宇に選ばれたのは「北」。九州北部豪雨と北朝鮮を懸けたのである。自然災害は怖いがあの国はもっと怖い、というわけだ。清水寺というこの国を代表する古利の貫首（かんず）がテレビカメラの前で臆面もなく「北」を揮宅するさまは、私にはもつと怖いが。（Ｉ）
○ 「ビキニ被災船員■逗族の労災認定」について、昨年１２月船員保険部は、不承認・不支給の決定を行ったが、多くの批判・疑間が指摘されている。最近の政府の動向にも国民に理解しがたいものが多過ぎる。国民の力で矯正するしかないように思われる。（Ｓ）
○昨年Ｈ月「外国人技能実習の適正化法」施行により外国人実習制度が最長５年に延長され、悪質な監理団体がほくそ笑んでいるという。養豚・酪農から建築土木、原発汚染の除去作業、国際貢献のうたい文句と一果腹に使い捨てられる実習生たち。海員組合が「組織」する北海道のホタテ・瀬戸内のカキ養殖でも多くの問題がニュースに上る。実習生が真に望むのは何か。彼らの要求に耳を傾け、労働運動の原点に立つた活動をして欲しい。（Ｔ）
羅針盤 第２４号 ２０１８年３月１日発行
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