○福島第一原発事故から8年、避難指示が徐々に解除されている。事故防止策は進展していない中、休止原発の再開も進んでいる。被災者イヤ人類・地球はどうなってゆくのか?行政や政治家は真剣に取組んで欲しい(S)
○日本政府による突然のIWC脱退表明は、1933年の国際連盟脱退を想起させる。自民党総裁や幹事長の地元民に対する選挙対策か?いずれにしても、日本の国際的孤立を深める結果となるのではないか。海員組合組合員の雇用確保は大丈夫なのか気になる。(Y)
○いよいよ来月(4月)から働き方改革が施行される。「労働時間の把握の
実効性確保」が法に明記され「時間外労働の上限規制」には、罰則がつく。
中小企業には猶予されていた割増賃金率も大企業と同一になった。船員法
に規定される船員労働はそうした社会の流れからも取り残される。 (I)
○地元で船員実態の講演をする機会があり、聴衆の反応から船員が全く知られていないことを痛感した。そのことから安保法違憲訴訟で船員の職業は平和な海が基本との竹中証言は裁判官を納得させる内容に思われた。(J)
○海員組合元小名浜支部長の阿部博さんが肺炎をこじらせ1月23日に逝去された。商船三井、シルバーフェリー甲板手を経て組合に。八戸支部で越田巌支部長、後藤軍司次長に現場優先の執行部魂を学び、八戸や苫小牧で組織化に成功。晩年は海員労組に加入して果敢に闘った(本誌20号インタビュー記事)。またひとり、良き海員組合の伝承者を失った。合掌。(T)